35歳以上の男性らを中心にしたセーリングの「第31回レーザー全日本マスターズ選手権大会」(愛媛県セーリング連盟など主催)が6日、新居浜市垣生3丁目のマリンパーク新居浜で始まった。県内では初の開催。7日まで、愛媛など全国の20~80代の男女約80人が、磨き上げた帆走技術を競う。 2017年の愛媛国体で新居浜がセーリング競技会場になっていることから、大会運営のノウハウを学び、競技の地元認知度を高めようと開いた。 レーザー級と呼ばれる全長約4.5メートルの1人乗りヨットを操り、約3キロのコースで2日間に計6レースを実施。帆の大きさ、性別、年代別に総合順位を競う。 選手らはこまめな帆の角度調整や、艇内を移動して重心を変える技術を駆使し、燧灘の複雑な潮の中、ヨットを風に乗せていた。
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