宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5日、宇宙で飛行士が楽しむ新たな「宇宙日本食」となり得る候補に33品目を発表し、愛媛県内から八水蒲鉾(八幡浜市)のフリーズドライ(FD)カニ風味かまぼこと、中野本舗(松山市)の薄墨羊羹(ようかん)が選ばれた。今後の試験に合格すれば、正式な宇宙食として認証される。 宇宙日本食は、宇宙に長期滞在する飛行士に日本の味を楽しんでもらい、ストレスを和らげる狙いがある。和食に限定せずに広く普及している食品が対象で、これまでにラーメンやカレー、さばみそ煮などが実現している。JAXAが日本食を充実させようと募集したところ108品目の応募があった。
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