四国電力の千葉昭社長は11日、伊方原発(愛媛県伊方町)周辺30キロ圏内の八幡浜、大洲、西予の3市を訪れ、8日に伊方3号機の安全審査を原子力規制委員会に申請したことを各市長らに直接報告した。早期の再稼働に向け、原発周辺自治体の理解を得たい狙いがあるとみられる。 訪問には、柿木一高原子力本部長と玉川宏一伊方原発所長が同行。八幡浜市への訪問後、千葉社長は取材に「周辺3市との覚書があり、私から直接あいさつに来た」と説明。再稼働前に3市の意見を聞くかとの問いには「それは県知事がやることだ」と述べた。
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