夏休みに韓国や中国など4カ国で県内企業のグローバル化を研究した松山東高の1年生20人が4日、愛媛県松山市で報告会を開き、海外進出のメリットや各国の文化を紹介した。 文部科学省から指定を受けたスーパーグローバルハイスクール事業の一環。8月上旬に韓国や中国、台湾、インドネシアに分かれて5日間のフィールドワークを行い、現地で事業展開する三浦工業や住友グループ、井関農機を訪問した。 韓国班は企業の進出理由を「会社全体の不利益が発生しないリスク分散」や教育水準の高さと説明。台湾班は「外国人は自分と異なる考え方を求めてくる。グローバル人材になるには日本人らしさも必要」とした。
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