松山地方気象台は2日までに、8月の愛媛県内気象状況をまとめた。台風11、12号の接近や梅雨前線の影響により降水量が3地点で観測史上最多を更新し、日照時間も10地点で8月の過去最少を記録した。気象台は今後も日照不足が続くとして農作物の管理などに注意を呼び掛けている。 8月の降水量は、石鎚山成就社(1156ミリ)、久万高原町久万(744ミリ)などで月降水量が観測史上最多となった。西条が平年の5倍近い576.5ミリを観測し、8月の過去最多を記録。東予の観測地点は平年値の3倍以上となった。 6~8月の降水量では、22地点中5地点で千ミリを超え、11地点で前年比150%超となった。 8月の日照時間は全14地点中12地点で50%にとどかなかった。
↧