タオル製造販売の一広(愛媛県今治市、越智逸宏社長)はこのほど、同市朝倉上のタオル美術館ICHIHIRO内に最新の織機を導入した新工場を開設した。生産能力を従来の3倍に増強し、国内での今治タオルの需要増加に対応する。 新工場は、ベトナムへの生産移管に伴い2008年に閉鎖していた館内工場を活用。約2310平方メートルの敷地に最新鋭のジャカード織機8台を設置した。従来の織機の3倍の速度で、約3分でフェースタオル4枚を織り上げる。総投資額は約3億円。見学コースも設け、13日から一般公開する。
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