広島市の土砂災害を受け、松山赤十字病院の医師らでつくる日赤県支部の救護班7人が27日、救護所で夜間診療に当たるため、現地へ出発した。29日まで避難者の体調管理などに対応する。 中四国の9県支部で災害支援を申し合わせており、今回の災害で四国からは初めての派遣となった。 救護班長の牧野英記医師(38)=呼吸器内科=は「基礎疾患がある患者や具合が悪くなる避難者もいると思うので、早いうちに発見し近くの病院への紹介を考えることが必要。精神的なサポートもできる範囲でしたい」と気を引き締めた。 広島市安佐北区の可部小学校などには約230人が避難。復旧の長期化で頭痛や不眠を訴えているという。
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