県営黒瀬ダム(愛媛県西条市)からの松山分水に向け「第3の水源の確保を求める市民の会」が2010年3月に松山市へ提出した分水推進を求める約32万人分の署名簿について、市議会の清水宣郎議長が26日、市議会への署名簿開示の要請文書を野志克仁市長宛てに提出した。市は開示する考えで、場所や期間を調整するという。 関係者によると、文書は「確認すべき事項があるため当該署名簿の原本の閲覧を求める」などと記し、閲覧場所や期間を指定していないという。清水議長は愛媛新聞の取材に「29日の各派代表者会議で報告したい」と話している。 分水を担当する同市の岡本栄次水資源担当部長は「個人情報に配慮することだけ求めたい」とし、9月初旬にも議会側に回答する方針。
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