愛媛県西予市ゆかりで日本初の産科女医、楠本イネ(1827~1903年)と娘高子を題材にした劇を2015年1月に上演する西予市民劇団「もんたかな」(橋本志津子座長)が24日、一般を対象にした出演者オーディションを市内で開いた。市内外から参加した6~64歳の男女25人全員が合格した。 上演場所となる宇和文化会館(宇和町卯之町3丁目)で、自己紹介やPRなどの面接を実施。小学生らオーディション参加者は、やや緊張した表情を見せながらも「大きな声を出せる」「声色を変えられる」などと懸命に自分を売り込んだ。地元の宇和町小6年鶴沢哲平君(12)は「みんなをあっと驚かせるような演技をしたい」と張り切っていた。
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