2013年夏以降、愛媛県松山市から鳥取市に相撲留学し稽古漬けの日々を送っている鳥取西中3年水沼ひかるさん(14)が、29日から台湾・高雄市で開かれる「第4回世界ジュニア女子相撲選手権大会」の中量級(60~75キロ未満)に出場する。ひたむきな「取組」で自身初となる世界大会の扉を開き「全力を出し切って頑張りたい」と意気込んでいる。 水沼さんは、松山市立久米小学校4年の時に相撲を始めた。今は身長150センチ、体重63キロ。現在の階級では比較的小柄というが、同年代が出場する国内大会でたびたび優勝。年齢制限がない一般大会でも上位に入る。 7月に岐阜県であった全日本女子郡上大会では中学生中量級に出場。準優勝だった昨年の雪辱を果たし、優勝を飾った。日本相撲連盟からこうした実績が評価され、台湾での大会出場が決まった。
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