科学の難題、中学生が挑戦　松山で県大会

　中学生が数学や理科の知識を使って課題に挑む第２回科学の甲子園ジュニア県大会が２２日、愛媛県松山市であった。出場した３４チーム１００人が、筆記問題や画用紙を使った橋作りに頭をひねった。　１位の県立松山西中等教育学校（松山市）のチーム「クレイジー」と、２位の川内中（東温市）の「チーム川内ＷＨＩＴＥ」が、１２月に東京で開かれる全国大会への出場を決めた。３位は三島南中（四国中央市）の「チーム三島南」だった。　競技は３人一組のチームで筆記と実技の総合点を競った。実技の課題は３枚の画用紙を使った橋の製作。最大で５００ミリリットルのペットボトルが乗る強度に仕上げることや、かごが橋の下を通れることが条件だった。