伊予銀行(愛媛県松山市)は12日、フィリピン第2位の商業銀行、メトロポリタン銀行と業務提携した。フィリピン進出を目指す取引先企業の現地通貨建て資金調達や預金口座開設などを支援する。 メトロポリタン銀が日本の地方銀行と業務提携するのは8例目で、四国では初。伊予銀と海外金融機関の業務提携・協力は5カ国、6行目。 伊予銀は取引先企業に対し、メトロポリタン銀から現地通貨建てで資金調達する際に貸出金を保証。預金口座開設時には同行を紹介する。同行から提供を受けたフィリピンの経済・投資環境などの情報も伝える。 12日に同市南堀端町の伊予銀行本店で調印式があり、同行の平井一臣国際部長とメトロポリタン銀の片倉憲一東京支店長が締結書を交わした。
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