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地域産業の担い手育て 造船業の現状学ぶ 今治

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 地域産業の将来の担い手を育成する「ものづくり体験講座」が12日、愛媛県今治市朝倉北の朝倉中学校であり、2年生18人が造船業の役割や現状への理解を深めた。 講座は今治地域地場産業振興センターが2010年から毎年、同市か上島町内の中学校1校を選び実施。13年は「船の仕事」をテーマに、11月まで全12回行う。 12日は、まちづくりや人材育成に携わるコンサルタント会社「リージョナルデザイン」(新居浜市)の安孫子尚正社長(44)を講師に招いた。安孫子社長は「貿易活動が盛んな日本にとって船は大切な輸送手段。今治には造船所が多く、第2次産業の中核を担っている」などと説明し、生徒たちは真剣に聞き入っていた。 渡辺南々子さん(14)は「造船業や日本経済の事情がよく分かった。講座を通じて働く大切さを学び、将来の自分をイメージしたい」と話した。

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