１３日未明、愛媛県松山市南東部の住宅地などで、清涼飲料水の自動販売機が燃える火災が３件連続で発生した。いずれも釣り銭の取り出し口などが焼けていることなどから、松山南署は自販機内部の硬貨などを狙って何者かが火を付けたとみて、窃盗や器物損壊の疑いで捜査している。 松山市消防局などによると、午前１時１５分ごろ、同市西石井３丁目の商店前の自販機が燃えていると１１９番があった。約２時間後の午前３時２０分ごろに同市和泉南１丁目のアパート横の自販機、同３時４０分ごろには同市和泉南４丁目の工場前の自販機から、それぞれ出火した。３件とも通称「はなみずき通り」周辺。 署の説明では、釣り銭の取り出し口や硬貨の投入口が激しく燃え、内部が焦げた自販機もあった。周囲には、焦げた硬貨が散らばっていたという。
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