料理を通し地域ぐるみで食育を深めようと、松山城南高校(愛媛県松山市北久米町)調理科の2、3年生は10日、同校に福音小学校(同市福音寺町)の5年生を招き、一緒にホットドッグやフルーツクレープなどを作る交流会を開いた。 同小は総合的な学習の時間で野菜を栽培しており、専門的に学ぶ高校生に調理方法を教わろうと、10年以上前から交流を続けている。10日は両校の計120人が挑戦した。 生徒が児童にマンツーマンで包丁使いや食材の切り方を丁寧に指導。「手は軽くグーにして」「家で料理はするの?」と会話を楽しみながら、パンやトマトなどを切り、美しく盛り付けた。約1時間半の調理を終え、おなかをすかせた児童たちは、仲良くなった生徒と昼食を楽しみ、野菜クイズをするなど大にぎわいだった。
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