県は10日、愛媛県松山市三番町1丁目のハーブ販売店Octopus(オクトパス、宮岡潤平代表)で試買した2製品から、幻覚や意識障害などの恐れがあるとして薬事法で販売や輸入が禁止されている指定薬物が検出されたと発表した。県の調査で違法ドラッグが見つかったのは初めて。 製品は「Kaleido」(製造者ARATA.CO .,LTD)と「smoke up」(製造者イザイアJPN)。 県薬務衛生課によると、全国で違法ドラッグによる健康被害などが相次ぎ、2012年度から試買調査を開始。同11月下旬にこの店で2製品を購入し、国立医薬品食品衛生研究所(東京)で分析した結果、先月26日にそれぞれ2種類ずつ指定薬物が検出された。
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