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集団的自衛権に慎重意見も 県内首長・議長

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 安倍政権が7月、集団的自衛権の行使容認を閣議決定したのを受け、愛媛新聞は愛媛県と20市町の首長、議長にアンケートした。計42人のうち43%が安全保障環境の悪化などを理由に行使容認を評価。半面、憲法解釈の変更(解釈改憲)による行使容認は「立憲主義が崩れるのではないかと懸念する」(内子町長)「憲法改正が本筋である」(西予市議長)などとして43%が評価しなかった。全体の36%は憲法9条改正が必要と回答。市町長では20人中9人に上った。 回答の傾向は首長と議長で分かれた。 行使容認を首長は過半数が「評価する」「どちらかといえば評価する」とし、「評価しない」「どちらかといえば評価しない」は約2割。議長は4割近くが「どちらかといえば評価しない」で、評価したのは3分の1だった。 解釈改憲は、首長は評価する、しないがともに約4割。議長は半数近くが評価せず、4分の1が評価した。 9条改正の必要性を、首長は4割超が「ある」「どちらかといえばある」で、「ない」「どちらかといえばない」は約2割。議長は必要ないとの立場が約4割で、必要との立場は約3割だった。 ◇ 13日付愛媛新聞紙面にアンケート結果一覧など。14日付紙面から回答内容を紹介します。

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