高校生に献血への理解を深めてもらおうと県は12日、愛媛県松山市大街道1丁目の献血ルームなどで推進会議を開き、高校生約30人が啓発活動などについて意見を出し合った。 県によると、県内の全献血者のうち若年層の献血率は、1991年度の約48%をピークに2013年度は約20%まで減少している。 県赤十字血液センターは献血について、血液の病気や交通事故で使われ「生きたいと願い、皆さんの献血を待っている人がいる」と呼び掛けた。 高校生らは、献血の意義が伝わるキャッチコピーを考え「献血は人と人とのつながり」「献血で元気と笑顔を届けよう」と力作を披露した。また、6月に移転した大街道献血ルームを見学。「採血用ベッドは好きなテレビ番組を見ながら落ち着いて献血できる」などと発表した。
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