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「地(知)の拠点整備事業」に愛媛大と明徳短大採択

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 地域の課題解決に全学的に取り組む大学などを支援する文部科学省の2014年度「地(知)の拠点整備事業」に、愛媛県内から愛媛大(松山市)と今治明徳短期大(今治市)が採択された。事業は18年度までで、愛媛大は約2億4千万円、明徳短大は約5480万円の予定。 愛媛大は県内市町や企業、NPO、住民と連携し、地域に貢献できる人材を育成する。14年中に運営組織「地域共創コンソーシアム」を立ち上げ、10市町にサテライト拠点を設置。南予の1次産業の衰退や少子高齢化から派生する問題の解決などを市町と推し進める。15年度からは愛媛の文化や歴史、課題を学ぶ「えひめ学」を開講し、必修とする。 明徳短大は、今治市とともに子育て支援や伝統文化の継承、島しょ部での高齢化対策などに取り組む。タブレット端末で島しょ部住民の栄養相談などを行うほか、地域の児童館と共同での子育て広場などを計画している。 

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