ダイヤモンド購入をめぐるトラブル解決金名目で計300万円をだまし取られたとして、愛媛県松前町の無職の女性(76)が11日、伊予署に被害届を出した。同署が詐欺容疑事件として捜査している。 署によると、6月末、女性方に東京の宝飾業者からダイヤモンド購入を勧めるパンフレットが届いた。 7月に別の会社の男から電話で購入方法などを聞いてほしいと頼まれ、女性が確かめて返答。すると警察官をかたる男から電話で、女性の行為が犯罪の共犯となるため解決策を宝飾業者に相談するよう要請され、業者からはダイヤモンドをいったん購入するよう持ち掛けられた。信用した女性はレターパックで2回、計300万円を都内の個人宛てに送り、だまし取られた。
↧