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災害時の水供給万全に 緊急貯水槽点検

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 愛媛県の松山市公営企業局は11日、災害発生時の飲料水確保を目的に市内の4小中学校の地下に設置している緊急用貯水槽の点検と操作訓練を実施し、水をくみ上げる手順を確かめた。 市公営企業局は1993年、新玉小運動場地下に容量50トンの緊急用貯水槽を設置したのを皮切りに、94年に勝山中(100トン)、95年に雄郡小(同)と道後中(同)に整備した。100トンで市民約1万人に3日分の飲料水を供給でき、水道復旧までの間、市民生活の下支えが期待される。災害時のスムーズな飲料水供給へ、毎年1回訓練をしている。 上市1丁目の道後中では、午前9時半から職員と市管工事業協同組合の計9人が点検作業と操作訓練を開始した。校内の備品収納庫から工具や発動機、ホースなどの資機材を持ち出し、配水管の弁を操作して貯水槽へ循環させている水の流れを遮断した後、手押しポンプを接続。地下1.8メートル付近に設置している直径2.6メートルの鋳鉄製貯水槽から飲料水をくみ上げた。

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