感染力が強いキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」が愛媛県内で発生している問題で、県は8日、部分伐採を一部容認するとした新たな防除方針についての説明会を松山市内で開いた。 5月2日の初確認時から県は発病園地の全伐採を農家に要請していたが、7月24日に新方針を発表。症状が軽い場合は部分伐採を容認するとした。 説明会には、県内JAや市町の担当者ら約60人が出席。県農産園芸課の阿部純市課長は「(発表後に)伊予市で新たな発生はあったが、ある程度は拡大防止を図れた」とこれまでの対策を総括し、新方針について「Psa3系統を根絶するという考えは保ちつつ、農家が落ち着いて生産に取り組める方法を考えた」と語った。
↧