覚せい剤などの薬物乱用防止を訴える街頭パレードが9日、愛媛県松山市の中心商店街であり、高校生ら約500人が通行人に誘いを断るよう呼び掛けた。 「ダメ。ゼッタイ。」普及運動(6月20日~7月19日)に合わせて毎年実施。出発式で、松山東雲中学・高等学校3年福田蓉貴さんが「覚せい剤や大麻、脱法ハーブが未成年でも乱用されている。体や心だけでなく、家族や友人関係、社会も傷つける。手を出してはいけない」と誓った。 県警音楽隊とともに、「一日薬物乱用防止指導員」を委嘱された市内8校の高校生130人らが、大街道商店街の一番町入り口を出発。「ダメ。ゼッタイ。」と書かれたプラカードを持って行進し、薬物乱用の危険性を訴えるパンフレットやティッシュを配った。
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