原発の新規制基準が施行された8日、四国電力は同日午前、原子力規制委員会に対し、伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の再稼働に向けた安全審査を申請した。同日は北海道、関西、九州の3電力会社も含め計5原発10基の再稼働が申請された。 規制委は順次、安全審査に入るが、どの原発から審査するか順番は決まっていない。審査にかかる期間は「半年程度」との見方があるが、審査を通過しても再稼働には地元同意が必要で、年内の再稼働は難しい情勢。 8日は、四国電力の谷川進常務が東京都港区の原子力規制庁を訪れ、市村知也安全規制管理官に申請書を手渡した。
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