日本サッカー協会(JFA)は24日、東京都内で理事会を開き、女子中学生のエリート選手を対象にした「JFAアカデミー今治」を2015年4月、愛媛県今治市に開校すると発表した。中四国では初めてで、寄宿制の一貫指導で未来の「なでしこジャパン」を育成する。 JFAによると、宿舎は14年3月閉校の上朝小学校(朝倉上)校舎を改修し、練習は桜井海浜ふれあい広場(桜井)で行う。通学先は朝倉中学校。1期生は主に中四国在住の小学6年生が対象で、募集人数は最大12人。8月中に募集を開始し、書類や実技選考を行い、11月下旬に合格者を決める。 運営は今治市のNPO法人今治しまなみスポーツクラブが担う。市は宿舎を無償貸与し、アカデミー生を総合的に支援。JFAはコーチングスタッフを派遣する。
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