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全伐採農家に新支援 園地再開へ補助方針

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 キウイフルーツかいよう病「Psa3系統」の感染拡大を防ぐための伐採方法について、中村時広知事は24日の定例記者会見で、これまで被害農家に要請していた全伐採だけでなく、部分伐採も一部容認するとした新たな防除方針を正式発表した。また全伐採をした農家への新たな支援策を検討していることも明らかにした。 支援策について中村知事は「収入の道が閉ざされたことを勘案し、さらなる支援ができないか考えたい」と説明。伐採園地での営農再開につながるような補助形式にしたいとの考えを示した。 新防除方針では、被害園地を症状に応じて3段階に分類。木が枯死するなど最も症状が重い「被害程度3」、病斑の出た葉が園地全体に広がる「同2」は引き続き全伐採を求めるが、数枚の葉に病斑が出ている程度の「同1」は、発病樹だけの伐採や枝の切除などの部分伐採とする。 愛媛県では、園地見回りの徹底で早期発見につなげ、部分伐採で防除する方針だ。

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