松山市民が提供した戦争遺品などを展示する「平和資料展」（市主催）が２４日、愛媛県松山市湊町７丁目の市総合コミュニティセンターで始まった。戦時中の様子を今に伝える数々の品が、戦争を知らない世代に平和の尊さや大切さを語り掛けている。３０日まで。 会場には、軍服や国民服、防空頭巾といった衣類をはじめ、出征した兵士の死亡を遺族に通知する書類など遺品を約１００点、松山大空襲や原爆被害の様子などを伝える写真・パネルを約４０点展示している。平和関連図書の閲覧や小中学生による平和ポスター・作文の紹介、平和ビデオ上映などもある。 夏休みの自由研究にも役立ててもらおうと、展示物を見ながら３択で答えを探す「自由研究チェックシート」を配布。来場者はシートに丸を付けながら会場を回っていた。
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