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道後温泉・女帝の湯、地元案承認 松山市審議会

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 道後温泉本館改修中の代替施設などを検討している愛媛県の松山市道後温泉活性化計画審議会は23日、観光客向け新施設を整備予定の市営「椿の湯」(道後湯之町)の在り方を審議した。日本最古の湯を伝える露天風呂「女帝の湯」新設などの地元案を議論し、市の設計に反映することを承認した。 椿の湯は、市民の利用が多い既存施設は当面、現状のまま使う一方、周辺の用地買収により敷地を現在の倍近い約3000平方メートルに拡張。2017年愛媛国体までに、観光客用の新施設を整備する。 地元の旅館や商店街関係者らでつくる道後温泉活性化懇談会の案では、新施設は3階建てで、最上階に物見やぐらを構える。飛鳥時代の女性天皇入湯伝説を踏まえた「女帝の湯」を露天風呂で再現し、本館の皇室専用浴室・又新殿(ゆうしんでん)のような高級感を演出。既存施設と回廊でつなぎ、両施設の間に中庭を設ける。道後の歴史や本館の構造などを紹介する展示も検討する。

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