キウイフルーツかいよう病「Psa3系統」の愛媛県内の感染源を調べていた県の調査結果が23日、判明した。感染源は、Psa3系統の病原菌を高濃度で含む「特定の輸入花粉」である可能性が非常に高いと指摘。また調査での知見などを踏まえ、伐採方法ではこれまで認めていなかった部分伐採も一部容認する。中村時広知事が24日の定例記者会見で発表する。 調査結果では感染ルートについて、ニュージーランド産の「特定の輸入花粉」を購入して使用した園地でまず発病し、作業機材の貸し借りや風雨などで周辺園地に二次感染したとしている。 これまでの県の調査チームの調べでは、複数の被害農家が県外の特定商社から花粉を購入していたことが分かっているが、同商社の花粉が感染源とは「完全には証明ができない」(関係者)ため、調査結果では断定を避けている。
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