夏の旅行シーズンが到来した。例年より予約の動きに鈍さがあったものの、愛媛県内発の旅行動向は堅調に推移。国内では映画「ハリー・ポッター」の新エリアが開業したユニバーサル・スタジオ・ジャパン(USJ)などが話題の大阪が伸び、海外では3月に国際線発着枠が拡大した羽田空港を経由する旅行者も増えそうだ。 フジトラベルサービス(松山市)の5、6月の県内予約申込数は前年同期比1割減だったが、7月以降は回復基調という。 国内は前年並みだが、USJのほか、複合施設「グランフロント大阪」や3月に全面開業した日本一高いビル「あべのハルカス」など話題施設の多い大阪は2割強増。テーマパーク別の旅行商品でも、USJが約2割増えた一方、東京ディズニーリゾートは前年の開園30周年効果の反動で大幅に減った。
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