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江戸中期の松山城下図屏風初公開 西予・県歴博

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 江戸時代中期の松山城下を精密に描いた「松山城下図屏風(びょうぶ)」を初公開するテーマ展「松山城下図屏風の世界」が愛媛県西予市宇和町卯之町4丁目の県歴史文化博物館で開かれている。8月31日まで。 四曲一双の屏風は、ともに高さ約180センチ、幅約313センチ。松山城下を城山西方上空からの視点で描いており、現在の松山市山越地区から立花地区付近までが写実的に分かるようになっている。博物館が5月までに京都市の古美術商から購入。博物館によると、武家屋敷や町屋など松山城下全体を詳細に描いた絵図はこれまで見つかっていない。

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