子どもたちに防災について学んでもらおうと、愛媛県今治市大西地区の宮脇自主防災会(新居田明夫会長)の「子ども防災キャンプ」が20、21の両日、同市大西町宮脇の宮脇集会所であり、地区の児童らがアルミ缶を使った炊飯などに取り組んだ。 防災会が昨年から実施。地元の大西小児童26人ら約50人が参加した。1泊2日で消火訓練や避難訓練、地区内の危険箇所のチェックなどをした。 20日は、アルミ缶2個を使った炊飯に挑戦。缶の上部をくりぬき、1個は側面に長方形の穴を4カ所開けて、かまど用に準備した。もう1個は米と水を入れて上にアルミ箔(はく)をかぶせた。2個の缶を上下に重ね、牛乳パックを細く切ったものをまき代わりにかまど用の缶にくべた。児童は約25分間、興味深そうに炊き上がりを待った。
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