憲法改正の発議要件緩和に反対する愛媛県民らが6日、「憲法96条を守る会」を設立した。えひめ地域再生戦略研究会の小松正幸会長(愛媛大前学長)と、同研究会幹事の奥定一孝愛媛大名誉教授が共同代表に就任。月2回、同研究会の会合の中で憲法の大切さなどを話し合い、必要に応じ他団体との連携も検討するとしている。 松山市堀之内の県美術館で設立総会があり、約70人が参加。96条について「憲法の最高法規性を保障する条項の一つ」「侵害は立憲主義の基本原理を侵害することにつながる」などとする設立宣言を採択した。
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