愛媛県今治市や上島町、広島県尾道市などでつくる瀬戸内しまなみ海道振興協議会の２０１４年度総会が８日、尾道市のホテルであった。瀬戸内しまなみ海道と台湾の「日月潭（にちげつたん）サイクリングコース」の姉妹自転車道協定の締結日を１０月２５日とし、事業費を承認した。 協議会によると、１０月２６日に海道で開かれる国際サイクリング大会に合わせた。日月潭サイクリングコースは景観やサイクリストの受け入れ態勢などの面で世界屈指のコース。姉妹締結によりブランド力向上や観光客の増加などを見込む。自転車道の姉妹締結は国内初。 総会で、会長の平谷祐宏尾道市長は「国際サイクリング大会の開催や自転車通行料の無料化など、今年はしまなみ海道の振興にとって重要な年。海外客に対応するためのソフト面の強化といった課題にも取り組まなければならない」とあいさつした。
↧