訴訟費用名目で50万円をだまし取られたとして、愛媛県四国中央市の70代の無職の女性が3日、四国中央署に被害届を出した。同署は詐欺容疑事件として捜査している。 同署によると、6月30日ごろ、女性方に「国民総合生活センター」を差出人とするはがきが届き、7月2日に女性が電話した。男から「布団代金の未払いがあり、裁判になる。腕のいい弁護士を紹介する」、続いて弁護士を名乗る男から「裁判費用が50万円必要。金は裁判が終われば返ってくる」と言われ、信じた女性は2日午後2時半ごろ、市内の郵便局の現金自動預払機(ATM)から指定された口座に現金を振り込んだ。
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