校内への不審者侵入を想定し、緊急時の対応を確認する訓練が4日、愛媛県西条市玉津の玉津小学校(474人)であった。同校と西条署が主催。教員や児童、西条署員ら約500人が参加した。 授業中、校舎1階にある2年生の教室前に警棒を持った不審者役の署員が現れた。教員が次々に笛を吹いて不審者の侵入を知らせ、全校児童は素早く体育館に避難。教員らは「子どもはどこ行ったん」と話す不審者を興奮させないように対応しながら、刺股や小黒板を使って押さえ込み、駆け付けた署員に引き渡した。 同署生活安全課の井上貴臣課長は児童らを前に「素早く避難できてよかった。訓練を繰り返して万が一に備えてほしい」と講評した。
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