地元の農産物を生かした和菓子開発に向けた「アグリビジネス研修会」が3日、愛媛県八幡浜市北浜1丁目の県八幡浜支局であり、食品加工などを手掛ける女性農業者ら約60人が参加した。宇和島市の和菓子店「甘党ぽっぽ」の三瀬貴志店主(40)が講師を務め、和菓子の「心」である小豆あんの作り方を伝授した。 県八幡浜支局が管内の6次産業化を支援しようと企画した。三瀬さんは店で使っている鍋や木べらを持ち込み、粒あん作りを実演。「豆が完全に軟らかくなるまで煮て」「いろいろな方法があるけど、弱火で炊いた方が豆が割れにくいと思います」などとポイントを丁寧に説明した。
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