法務省の「社会を明るくする運動」強調月間(7月)に合わせ、運動の県推進委員会は1日、愛媛県松山市中心部のアーケード商店街を街頭パレードし、犯罪や非行防止、立ち直りのための生活基盤支援活動への協力を訴えた。 出発式で、松山保護観察所の矢壁洋二所長が「罪を犯した人が社会の中でもう一度前に進める社会をつくるためには、温かく見守る人を増やすことが必要」とあいさつ。椿幼稚園児ら60人と県内各地区の防犯協会など関係21団体、計約400人が「防ごう犯罪と非行 支えよう立ち直り」と書かれた横断幕を先頭にパレードし、通行人に運動への協力を呼び掛けた。 松山地区保護司会の三好政寛会長は「市民のみなさんに理解していただくことが一番大事。じっくり協力の輪を広げていきたい」と話していた。
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