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県内検体から「Psa3系統」の細菌を検出

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 愛媛県内で被害が広がるキウイフルーツかいよう病「Psa3系統」の感染源をめぐり、県は1日、県内の発生園地から提供された花粉や苗木などの検体のうち、一部からPsa3系統の細菌を検出したことを明らかにした。また、職員のニュージーランド産地調査を踏まえ、全伐採方針を維持する方針を示した。 これまでに農林水産省が輸入花粉や苗木などの検体の一部からPsa3系統の細菌を検出したことを明らかにしているが、今回初めて県内で使用した資材から細菌が出たことが判明した。検査は県果樹研究センターが実施。しかし県は感染ルートを調査中との理由から検体についての詳細な説明は避けた。 6月15~20日に農水省の調査団に同行してニュージーランドを視察した県農産園芸課の三好孝典主幹は、現地では耐病性の強い新品種導入や日本では未登録の農薬を使用して感染防止に取り組んでいることを説明。県農業振興局の森寛敬局長は全伐採方針について「ただちに見直す考えはない」と述べた。

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