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子規の42句にメロディー 新井満さん作曲

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 作家新井満さん(68)が正岡子規の俳句にメロディーを付けた新曲「正岡子規ふるさとシンフォニー」の発表会が28日、愛媛県松山市湊町7丁目の市総合コミュニティセンターであり、市内の合唱団らの歌声に市民約1000人が聞き入った。 新曲は故郷や旅立ちなどがテーマ。市内の小学生へのアンケートで人気があった「春や昔十五万石の城下かな」など42句が収められている。 2013年9月に行われた子規に関するシンポジウムで、パネリストだったコラムニストの故天野祐吉さんらから「子規の俳句で作曲し、松山市の新しい愛唱歌を作ってほしい」と依頼されていた。 発表会では、新井さんが「短歌に比べ、17文字の俳句はドラマが始まる前に終わってしまうイメージがあり、作曲は難しかった。8章あるうち5章は朗読用に作った」と語り、ゆったりとしたメロディーに合わせて自ら歌声を披露した。

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