絵本の読み聞かせを通じて子どもと地域の高齢者が交流する催しが26日、愛媛県松山市雄郡1丁目のゆめの森保育園であった。園児は気に入った本を読んでもらい、世代を超えて童話の世界を楽しんだ。 読み聞かせは、情操教育とともに高齢者の脳を活性化する効果も期待されるとして、市社会福祉協議会が2013年夏から市内の高齢者サロンなどに呼び掛け、放課後児童クラブなどで開いている。 26日はふれあい・いきいきサロン雄郡の会員ら30人が園児約40人に読み聞かせた。読み手と聞き手の組み合わせは決めておらず、七夕の短冊に「妖怪を見つけたい」と書いた園児は、日野林正人さん(65)=同市泉町、雄郡地区社協副会長=に大好きなお化けの本の読み聞かせをお願いした。
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