ピンクにびっくり―。愛媛県愛南町御荘平城の御荘中学校南側にある水田沿い水路でこのほど、全身が濃いピンク色のイモリが1匹見つかった。 イモリはアカハライモリとみられ、体長約7センチ。愛南町では水田などでよく見られ、通常は背側が黒色で腹側が赤色。21日昼ごろ、友人4人とイモリ狩りをしていた平城小学校4年、芝晃司君(10)が発見し「毒を持つ危険生物ではないか」と網ですくったまま近くの友人宅に持ち帰った。 面河山岳博物館(久万高原町)の岡山健仁学芸員によると、目が黒く、皮膚の透明度が低いことから不完全なアルビノ(色素欠乏症)とみられるといい、「アルビノは敵に見つかりやすく生存率が低い。イモリのアルビノが見つかるのは珍しい」と話している。
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