栄養教諭らによる食育の普及啓発に向けた公開授業が25日、愛媛県今治市朝倉北の朝倉小学校であり、2年生18人が旬のトマトの働きや栽培の苦労を知り、食べ物を大切にする気持ちを新たにした。 児童に野菜づくりを教えている地元農家の井門裕彦さん(49)が「おいしいトマトがたくさんできるよう土づくりを工夫している。病気になっていないか虫がいないか、よく観察して育てている」と発表した。 越智和歌子栄養教諭(30)は「トマトは疲れをとり、おなかの調子を整える。暑い夏にぴったりの野菜」と説明。井門さんが育てたミニトマトや保護者が考案したトマト料理の試食もあり、児童は「甘い」「いいにおい」と大喜びだった。
↧