水に親しむ機会が増える夏場を前に、愛媛県伊予市尾崎の五色姫海浜公園で24日、育英第二幼稚園(松山市古三津3丁目)の園児ら約120人が、ヒラメの稚魚の放流を通じて水辺での安全な遊び方などを学んだ。 プレジャーボートの利用者らでつくる松山地区小型船安全協会が、園児に水辺の事故防止や海の環境保全を呼び掛けようと実施。西田昭二会長は「楽しみながら海の安全について知ってほしい」、松山海上保安部の登口安一次長は「1匹1匹優しく海に放してください」とそれぞれあいさつした。 園児らは、海の危険性を教わったり、紙芝居で海をきれいにすることの大切さを知った後、県栽培資源研究所(伊予市)の協力を得てヒラメの稚魚約1000匹を海に放した。
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