普段訪れる機会が少ない警察署を留学生に見学してもらい、事件事故の防止につなげようと、愛媛大の留学生が23日、松山東署を訪れ、署員からトラブル対処法などを学んだ。同署と愛媛大国際連携推進機構は2012年12月、連携して留学生の支援を行う覚書を交わしており、見学はその一環。 署を訪れたのは韓国やインドネシアからの留学生計19人。日本の警察の仕組みについて説明を受けた後、署の担当者から、落とし物のほか事故などのトラブルに巻き込まれた際の対応方法を教わった。パトカーや白バイ、交番も見学し、県警の仕事内容に理解を深めた。 韓国から留学している3年安多彬さん(21)は「何かあれば110番したらいいと分かって安心した」と話していた。
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