愛媛県は18日、2013年度の野生鳥獣による農作物被害額は前年度比8%減の3億7970万円だったと明らかにした。県内全域でイノシシ被害が減り、南予を中心にヒヨドリによる果樹被害が減少したことが主な要因。県鳥獣害防止対策推進会議で報告した。 地域別では、県内被害の約6割を占める南予が2億2155万円(5.2%減)。中予1億13万円(10.6%減)、東予5802万円(15.8%減)と全域で減少した。 鳥獣類別では、イノシシが2億4136万円(9.8%減)、カラス5183万円(12.8%増)、ヒヨドリ2356万円(41.1%減)の順。 作物別では、全体の7割に相当する果樹が2億6426万円(7.4%減)。稲・麦が5903万円(7.7%減)、野菜3156万円(15.8%減)。
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