洋画の愛好家でつくる四国一水会出品者協会(越智節昇会長、30人)の油彩展が愛媛県新居浜市一宮町1丁目の郷土美術館で22日まで開かれている。地域の祭りや漁港の風情を写実的に捉えた油絵や水彩画、人物のデッサン画など51点を展示している。 協会は2011年に設立。東予地区を中心に四国各県に会員がおり、展覧会開催は12年に続き2回目。 巨大なクレーンや多数のドラム缶が並ぶ造船所の様子を描いた森川定男さん(西条市)の「ドックヤード」をはじめ、石鎚山の朝焼け、西条まつりのだんじりなど個性豊かな作品が並ぶ。10号から100号の大作までさまざまで、来場者は緻密なタッチに驚きの声を上げていた。
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