上島町議会が、町内で成年男子軟式野球の開催が内定している２０１７年愛媛国体の関連予算を２度認めなかったことを受け、県体育協会（大亀孝裕会長）と県軟式野球連盟（渡辺一志会長）の役員らが１６日、町議会の土居計彦議長に国体への協力を求める要望書をそれぞれ提出した。 県体協の渡部敏夫常務理事や県軟式野球連盟の渡辺会長ら５人が町役場を訪れ、土居議長に手渡した。県体協は要望書で、関連予算が否決されたのは「大変な驚きで深く憂慮している」と指摘。国体成功に向け理解を求めている。 県軟式野球連盟は、会場に内定している蛙石（がーるいし）野球場の外野の芝などの改修は選手が力量を十分に発揮するために必要で、「改修計画が早期・確実に実施されることを強く要望する」と訴えた。
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