愛媛県西条市三芳のJR予讃線六反地踏切付近の2カ所で、レールを枕木に固定するナットが計2個脱落し、なくなっていたことが15日、分かった。JR四国は15日に代わりのナットを取り付けた。人為的な原因かどうかは不明としている。 JR四国によると、同踏切付近の区間は松山保線区西条駐在の職員が2週間に1回定期点検。5月29日の点検では異常はみられず、6月12日に点検した際、踏切から今治方面に約15メートルと壬生川方面に約135メートルの地点でナット脱落を見つけた。 3日ごろ散歩中にナット脱落に気付き、15日に知人を通じ同社に連絡したという近くの無職日浅元紀さん(73)は「点検が甘い。列車がひっくり返ったら人命に関わる。もっとしっかり点検してほしい」と話していた。
↧