愛媛県は16日、6月補正予算案を発表した。キウイフルーツかいよう病の感染拡大防止や被害農家支援などの緊急対策に加え、経済・雇用対策や防災・減災へのインフラ整備を柱に一般会計と特別会計で60億6860万円。 中村時広知事は会見で「当初予算は成果追求型の年間総合予算だが、補正予算案で公約実現の足取りを加速させたい」と述べた。 キウイかいよう病対策は3744万円。感染予防の防風ネットや雨よけハウス整備に2727万円を充て、被害農家の経営再建へ融資枠3億円に対する利子を補給。農林水産省による課題研究事業採択を待ち、拡散要因調査や対応マニュアル整備に着手する。
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